楽しい節約「毎月新聞」

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【資産300億円】伝説の投資家・大学教授 本多静六の資産形成術(平凡利殖法)

本多静六をご存知でしょうか?大学教授をしながら莫大な資産を築いた伝説の投資家です。

本多静六というと給与天引き貯金がやたらと取り上げられますが、それは必要条件に過ぎません。もっと重要なことは、言うまでもなく「利殖」をすることに尽きます。

 

著書の中でも言われていますが、「給与の天引き貯金→投資のサイクル」を確立することが重要で、はじめはストレスを伴うかもしれません。

「倹約」をするのには慣れが必要です。ただ、慣れてしまえばそれが普通になるので最初だけは気合を入れて耐えましょう。

本多静六式の利殖法は「誰にでも再現可能なほど平凡であることが強み」だといいます。

 

根性と理性があれば、金額は小さくても収入のいくらかを投資に回すことは可能なはずです。

 

安心してください。

 

本多静六は収入の25%を天引きして貯金に回していたそうです。

ただ、給与の天引き割合は25%じゃなくても良いのです。10%でも5%でもOKなんです。


ちなみに安田財閥の安田善次郎は20%貯蓄法だったそうです。本多静六はその割合に対抗して、25%にしたとも言われていますが、我々はできる範囲からスタートしましょう。


ただ、天引き割合が25%を超えると利殖の増えるスピードが速くなるので、目指すべきところではあります。

 

ですが、まずは自分のペースで取り組むことが肝心です。

まずははじめてみること。これに尽きます。

 

そもそも天引き貯蓄ができない(赤字)のなら、生活を見直すしかありません。そこは甘えてはいけません。心を鬼にしなくてはいけないポイントです。

 

今回はそれができた前提で話しを進めます。

 

さて、あなたが知りたいことは「天引き貯金→投資のサイクル」のどこでしょうか。

おそらく「投資」の部分だと思います。

投資の方法を間違えると、逆に資産を減らすことにもなりかねませんからね。正しい投資を行えるよう勉強していきましょう。

ネット記事にある「本多静六投資の心得」で言及されていない、めちゃくちゃ重要なこと。

本多静六の投資の心得は

二割上げ→利食い、十割益→半分手放し

と言われています。

正直、ここは重要なポイントではありません。

この数値を守ったところで投資ではうまくいかないでしょう。

"明確な売買ルールがある"ことはプラス評価ではありますが、「利益2割で利確」が1番リターンが高くなるというデータは今のところ出ていません。そして今後も出てこないはずです。

 

利確のポイントはその人の自由だと思います。

 

プラスであるなら間違いではないとも思います。逆にいうと正解もないのです。いつが天井かはわからないので、時間を分散してコツコツ利確していきましょう。それで十分です。

 

それよりももっと重要なことは、買った値段より株価が下落したときにどうするかです。

 

私の生活流儀』には、

「最初に買った鉄道株は30株→その後買い増しをしていき300余株になる。」

といったことが書かれています。

実はココがポイントなんですね。

 

つまり、下がったら「買い増し」をしていくことが投資で成功する秘訣なんです。

よくネットや書籍で"投資法"について書かれていることに"損切りの重要性"が書かれていますが、これが大半の人が投資で増やせない理由だと思ってます。

買い増しすることはちゃんと「私の生活流儀」にも書かれています。

先ほどの「2割上げ→利食い」は先物で買ったときのことでして(今でいうと信用取引のことだと思います。)

銘柄が20%値上がりしたら決済するというだけの単純なルールです。

じゃあ買った時より下がったらどうするのかというと、期日までに現引をします。

一旦は値上がりすることを諦めます。

配当を得ながら塩漬けをし買い増しもしています。

今ならNISA口座があるので、NISA口座でコツコツと買っていくのがお得で良いと思います。

前提条件は、買った株の「評価損益がマイナスの場合は買い増し続けること」です。

買い続けるためには余裕資金で投資を行うことです。


そうなんです。

 

証券会社の注意事項に書かれている「投資は余裕資金で行いましょう」というのは、勝率を高めるために必要なことなんですよね。
決して、追加証拠金に注意しなければいけないという理由だけではないんです。

2020年代からのオススメ投資法は一般NISA

積み立てNISAをボクの周りでもやってる人は多いですが、ボクのオススメは通常のNISAのほうです。

枠が120万円と使える枠が大きいのでで、株価の低い銘柄に絞りつつ毎月給料のいくらかを投資をすれば良いんです。

NISAでセルフ積み立てっぽくした方が毎月の投資額が大きいので増える額が大きく速くなります。

ボクはこの手法にしてからそれまで年間収支がマイナスのことばかりだったのに、3年連続プラス収支にすることができています。

毎月5〜10万円くらい買付できる方なら、NISAの方がメリットは大きいと思います。ぜひスタートダッシュを効かせましょう。

積み立てNISAをオススメしない理由

  • 積み立て額が小さい
  • 人生終盤でのリスクが高い
  • インデックス投資が社会を良くするとは思えない

積み立て額800万円を積み立てたとして、それをそのまま運用し続けるのはリスクが高いですね。

定年後のミス・暴落は挽回が難しくなります。老後は変動が少ない商品で運用していきましょう。

 

あとは、メディアではインデックス投資ばかりオススメされていますが、本当に自分たち(社会)のためになっているのでしょうか。

 

というのもインデックス投資は倒産がないので積み立てを継続すれば、プラス運用することは容易だと思います。

でも、その投資は自分の社会のためになるのでしょうか…それは疑問です。

特に日本は上場していても玉石混交なんですよね。

ダメな企業はもっと淘汰され、新陳代謝が良くなった方が良いと思います。そんなこともあり、ダメな企業にも投資してしまうインデックス投資はどうなのかなぁと思うわけです。

アメリカ株?

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投資はご自身の判断でお願いします。

応用編】積み立ては株や投資信託だけではない。FXでも有効。

積立FX | SBI FXトレード

SBIの積立FXでは、自動購入の設定ができます。その分スプレッドは0.5とやや広めですがレバレッジも3倍までで積立ができます。

積立FXがオススメな方は、月に数千円〜数万円しか投資に回すことができない方向けです。最低の投資金額は1通貨単位なので、現在1ドル130円ほどから投資可能です。数百円でもやっていけばプラスになる瞬間は来るので、財布の中に入れておくよりは有利に運用することが可能です。

積立FXの購入頻度

毎日、毎週、毎月で決められます。

毎時間に設定することは出来なさそうなので、デイトレはできません。積立の主旨からはズレるので当然ですね。

ちなみに毎日数ドルずつ積立をしていくことも可能です。毎日にしておけばスイングトレードで利益が出しやすくなります。

明らかに下げるしかないような環境で放置しておくのは賢明ではありませんから、決済に関してはプラスになっていればいつでも決済して良いと思います。

積立FXと言っても、ドルコスト平均法で平均取得単価を平準化させることが目的です。

積立FXのデメリットはコストがややかかるということです。自分でトレードするより倍近いコストがかかります。

www.sbifxt.co.jp

SBI 積立FXのスプレッド実績

USD/JPY→5.0PIPSなので普通のSBI FXの25倍のコストがかかることは覚えておいてくださいね。

コストはかかりますが、自分のやり方でうまくいったことがないという方にはおすすめしています。

(参考:https://www.sbifxt.co.jp/service/pdf/spread_presentation_rate.pdf

オススメのFX書籍

同じように損切りしないような取引をお勧めしている書籍を紹介しておきます。

損切りしない!テクニカル分析を使わない! オキテ破りのFX投資で月50万円稼ぐ!

とか

人気ブロガーとめちゃくちゃ売れてるマネー誌ZAiが作った  FX戦略的ナンピン投資法

は10年近く前に出た本ですが役に立つと思います。

低レバでやるのは前提ですが、低レバでも十分な力はあると思います。

投資は自己責任で、余裕資金で行いましょう。それが勝つための絶対条件です。

 

最後までお読みいただきくださりありがとうございました。参考になったという方はイイね!とチャンネル登録の方をよろしくお願いいたします。

 

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